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DSKレストア(その25)シリンダーヘッドの取り外し

しばらく遠ざかっていたDSKのレストアを再開することにした。
今回の一番の目的は、エキゾーストパイプを取り付けるリングナットに噛み合うオスネジのネジ山修復であり、同時にエンジンバルブの交換も行うことにした。
最初は近所に加工してくれる業者は無いものかとネットで探したりしたが中々見つからず、時間ばかりが経過してしまった。結局中野モータースにお願いすることにし、電話で納期を確認したところ、「機械加工を外注に出すことを考えると約4週間」との回答であった。この納期を確認したことで踏ん切りが付き、長い間作業を中断していたが3月16日にシリンダーヘッドを取り外した。
シンリンダーヘッドの取り外し作業は、DSKがOHV単気筒であることからいたって簡単であり、ロッカーアームシャフトのジャーナルを共締めしてあるヘッドボルト4本を取れば終わりである。
しかし事前準備が大変で「数キロ走るだけになぜこんなに燃料を入れたのか?」と自分に文句を言いながら、燃料コックからまるで筆者のおしっこの様にタラタラと垂れるガソリンを長時間を掛けて抜き取り、その後左右のタンクを連結する連通管を取り外して、またまた時間を掛けてようやく燃料を空にし、そのあとで燃料タンクを取り外すことが出来た。
次に前回非常に苦労してフレームに取り付けたエアクリーナーケースとキャブレターを、更にエキゾーストパイプを取り外して、ようやくシリンダーヘッドの取り外しに掛かれることになる。 つまり4本のボルトだけでいとも簡単に終わるはずの、シリンダーヘッド取り外し作業に掛かるまでに、実にその数倍の時間を必要とする。
取り外したシリンダーヘッドは、長年の使用と長期の運転中止期間中の燃焼室へのエンジンオイル投入のせいか、湿ったカーボンが多く堆積していた。

タペットカバーを撮った状態

取り外したシリンダーヘッドとロッカーシャフト

シリンダーへの当たり面と、タペットカバーへの当たり面にこびり付いたガスケットは異常に取りにくく、最終的にはヘッドのアルミ材質が硬いことをいい事にカッターの歯で削り取ったが、最近のアルミダイキャスト部品では絶対に出来ない荒っぽい作業であった。
無事に清掃を終了し3月17日に中野モータースに宅急便で送った。 このシリンダーヘッドは予定より少し早い4月9日に送り返されてきたので、組み立ては改めて報告いたします。

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