人生最後の寄せ書きに大満足

寄せ書きと云えば誰しもが思い出すのは「結婚披露宴での寄せ書き」の依頼に、「さて何を書けばよいものか」と悩む自身の姿です。特に60歳を超えても人前に出せる字が書けない悪筆の筆者にとっては毎回苦痛の種でした。
本年6月に輸入車ディーラーを退任する時「社員の寄せ書きを後でお届けします」と言われたが、2カ月以上経過してすっかり忘れていた。先日少し用が有ってあるお店に出掛けたところ、「寄せ書きです」と手渡され、自宅に持ち帰って読んでみてその内容の有り難さを噛みしめることが出来た。
全社員から頂いた寄せ書き 我が家の家宝にします
ブランド別の色紙にぎっしり書かれたコメントは丁度100名で、ほぼ全社員からメッセージを貰った事になり、過去に何度か頂いた寄せ書きよりも格段に読み応えが有った。
一つひとつの文章を見ていくと、それぞれの社員と交わした会話や共に取り組んだ仕事の中身が思い出され、何度も何度も読み返しその都度「有りがたい」と云う気持ちが増幅し、この寄せ書きは自分の企業人としての集大成を評価してくれた通信簿とも思えるようになった。
現役時代に心掛けていた、「社員とのコミュニケーションを大切にする」「社員よりも先にこちらから挨拶する」「お店訪問時には必ずサービスマンとも会話を交わす」「昼食は出来るだけ社員と共に取る」等の自分流の仕事への取り組みが評価されており大満足です。
一番コメントが多かった項目は「家内の作る弁当」の話題でした。ほぼ毎日弁当を持たしてくれた家内に感謝するとともに、「昼食は出来るだけ社員と共に取る」事を心掛けて来た事の効果が確認できた。家内にこの寄せ書きを見せると口には出さないが「大満足」の様子で、「この寄せ書きは大切に仕舞っておきます」と嬉しそうであった。
次に気に掛った事は、毎月の給与明細に筆者の雑感を同封していた事に対するコメントで、社員本人だけではなくご家族にも読んで頂いていたことが分かり、筆者の単なる自己満足ではなく少しは社員の役に立っていたことが確認できました。
また、こうした寄せ書きだけではなく、あらゆることに筆不精で有りがちなエンジニアのメンバーからも多くのコメントが寄せられた事に、筆者自身がサービスマン出身であっただけに嬉しかった。
最後に、お店を訪問する時や出退社時の挨拶にことのほか気を使い、全員に聞こえるように大きな声で挨拶するよう心掛けていたことが、社員に良く理解され記憶として残っていた事もコメントから読み取ることが出来た。筆者が退職した後もそれぞれの社員が挨拶を大切にしていてくれたら大変有り難いし、その事が定着していてくれれば尚更嬉しい事である。
今までに頂いた寄せ書きは新人教育の打ち上げ・トヨタディーラーの退職時など幾つかあるが、今回頂いた寄せ書きが人生で最後に頂いた寄せ書きと云う事もあり一番感動した。退職にあたって社員全員からメッセージを頂けた事は、筆者の企業人人生において大いに誇りと出来ることであり、これからの「毎日が日曜日」生活に誇りと勇気を貰った気分です。コメントを書いていただいた社員の皆様及びこの寄せ書きをまとめて頂いた後任社長の心遣いに感謝いたします。

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