蝉の脱皮に感動

連日の猛暑に耐えかねて、8月3日は夕方5時30分過ぎに畑に到着すると云う、何とも自堕落な「俄か百姓」であった。ところが、時間を変えて畑に出掛けると、何時もと異なる光景に出会う事が出来るものである。
ジャガイモの収穫を終え、深く掘った溝に堆肥を施してあった畑が夏草で覆われており、その夏草を取ろうと夫婦で草むしりに取り組んだ。畑の中央付近の草になんだか奇妙なモノがぶら下がっているのを発見し、眼鏡を外していたので近付いて観察してみると脱皮途中の蝉であった。
抜け殻に尻尾を残して、逆さまにぶら下がっている背中には小さく絡まった羽が生えておりまさしく蝉であるが、その絡まった羽を見る限り脱皮に失敗して死んでいる様に見えた。確認のため足の部分に少しだけ触れてみると、僅かに足を動かしたので死んでいないことが確認出来た。
その様子を写真に撮り、草むしりを進めたあともう一度確認してみると、絡まっていた羽をすっかり伸ばし、完全に蝉の姿になっていて驚いた。10分そこそこの間にまるで違った姿に変貌する蝉の生命力に感動し、またしても写真を撮ったが、薄暗くなったうえに夏草の間での撮影で、手ぶれやピンボケで余り綺麗に撮れなかったのは残念であった。

絡まった羽を持つ脱皮中の蝉

羽を広げた蝉(ピンボケで申し訳ない)

二日前に孫たちを連れて畑に出掛けた時に、蝉の抜け殻をたくさん切株の上に並べ、楽しそうに遊んでいた孫の姿を思い出した家内が、「これを孫達に見せてあげたい 持って帰れないのかしら」と云いだし、最後には「60年以上生きていて初めて見た!」と感動していた。間もなく65年歳の誕生日を迎える筆者も、実のところ、脱皮中の蝉を見るのは初めてである。
「俄か百姓」は「畑で時間潰しをすること」と定義付けて毎日畑に出掛けているが、作物を収穫すると云う時間潰しの副産物の他にも、脱皮する蝉を見るなどの自然を満喫できる(作物を荒らすハクビシンもその自然の一部であるが)と云う喜びがオマケで付いてくる事に気付かされた「蝉の脱皮観察」であった。

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