WBC参加騒動と野球の世界普及

サムライジャパンがWBCに「参加しない・参加する」との報道が相次いだが、最終的には参加することになったらしい。
日本の球界も日本野球機構(NPB)と選手会の意見の食い違いから報道が過熱し、野球ファンのみならず日本中で注目されたが、最終的に参加することになったことは大変良かったと思う。
しかし今回の騒動を見て感じたことが沢山あったので書いて見たい。
野球を世界中に広めると云う趣旨の話がたびたび出るが、我々素人から見ると決して野球界はそうした活動をしていない様に見える。国際野球連盟(IBAF)なる組織が有って、125カ国が加盟し、現在行われている「18U世界野球2012」はこの組織が運営を行っているらしいが、絶対的な力を持っているのがメジャーリーグベースボール(MLB)で、あらゆるところにMLBの主張が強く反映される様である。
今回騒動のWBCにしても参加予定は16カ国と少なく、サッカーのワールドカップの本大会出場32枠を世界中の代表チームが争奪すると云う醍醐味にも欠け、限られた世界での世界大会と云わざるを得ない状況である。こうした野球界の閉鎖性がソフトボールと共にオリンピックの種目から外される理由となっているのではないか。
これはMLBが余りにも強い権力を持ち、本来国際大会を運営する立場のIBAFをないがしろにしている事に原因があると思われる。本当に野球を世界中に普及させ、オリンピックの正式種目にしたいと云うのであれば、世界大会の開催権をIBAFに全面的に移し、世界中の子供がオリンピックを目指して、リトルリーグに打ち込む環境を作らなくてはならないと思う。
メジャースポーツに昇華した好事例が柔道であり、ロンドンオリンピックで日本の柔道界は少ないメダル数に惨敗との評価を下されているが、ここまで世界中に普及した柔道と云うスポーツは、発祥国としての栄誉は永遠に日本のものであるが、もはや日本のお家芸と云える時代は既に終わったのではないか。反対にそれ程「柔道」というスポーツがメジャースポーツになった証であると思う。
何はともあれ、来年春のWBCにサムライジャパンが活躍し、MLBの主力選手が出場するアメリカ代表と真っ向勝負する姿を見たいものである。

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