席譲りの判断は難しい

またまた年寄りの悪あがきのご報告です。
ここのところ電車で席を譲られたり、小さなお子さんに「お爺さん」と云われたり、世間から年寄り扱いを受ける体験が多くなった。
そうした扱いを受けない為に、電車に乗る時は優先席の近くには近付かない様にしている。
先日、少し違う角度から電車の席に関する体験があったのでご報告します。
久しぶりで電車に乗り、横浜に向かった時のことである。
小田急線の海老名までは混雑も無く、座席に座って本を読みながら着いた。乗り換えた相鉄線も始発駅であり、何時もの通り前から2両目のドア横に席を取って、先ほどの続きを読んでいると、途中から込み始めたらしく、周りに立っている乗客が多くなってきた。
ふと気が付くと、筆者が座っている席とパイプ一本隔てたドアの部分に、3~4歳くらいと思える女の子を連れたお母さんが居た。その子供が何やら母親にねだっていると、その母親が子供を抱き上げて窓の方を向いた。
いつもは席を譲ってもらう(不本意であるが)立場の年寄りであるが、思い切って立ちあがり「変わりましょう」と声を掛けた。
すると「子供が外を見たいと云うものですから」と丁寧に断られ、少し間の抜けた気分で元の席に腰を下ろした。
少しすると、その子供が「眠い! 眠い!」とぐずり始め、母親が身体を揺すりながら外の景色を見させている様子である。
先ほど声を掛けておいて、眠いとぐずっている子供を無視するのもなんだか気が引け、もう一度立ちあがり「お座りください」と声を掛けると、「ありがとうございます」と素直に空けた席についてくれた。お母さんに促されて女の子が小さな声で「ありがとう」と挨拶してくれ、勇気を出して声を掛けて良かったと思った。
しかし、2回目に声を掛けて「ありがとうございます」と云った時の、母親の少しビックリした表情は「こんな年寄りに席を譲ってもらうなんて」と戸惑ったのではないかと思い返すと、なんだか場違いな行動をしたのではないかと複雑な思いがした。
幸いなことに、帽子を被っていたので9割がた白くなった頭を見られないで済んだことと、出掛ける為に髭を剃って来たので、何時もの真っ白に膨らんだ顎を見られないで済んだことは不幸中の幸いであった。
これからも、機会があればどしどしと席を譲りたいと妄想している年寄りの独り言でした。

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