伝書鳩の思い出

年初に罹った風邪が長引き、出かけることが出来ない日が続いていたが、少し良くなった1月8日に今年初めての畑に出かけることが出来た。
畑に到着すると、抜けるような青空に家内自慢の「我が家の富士山」が雄姿を見せていて、何時ものとおりノンビリと眺めていると、畑の前の県道に小型のトラックが停まっていることに気付いた。
そこは富士山の眺めが良く、いつも通り掛かりのハイカーや車が停まって富士山の写真を撮る場所で、トラックが止まるのは珍しい。何となく興味を覚えて見ていると、荷台の籠から鳩を取り出している様子で、荷台には4~5個の鳥籠が並んでいる。
取り出した鳩は一旦足元のみかん畑に降りたが、飼い主に追い立てられ頭上の電線に止まりそのまま動かなくなった。

電線の上で富士山を眺める鳩

その鳩は飼い主が立ち去ったあとも長い時間、まるで遠くの富士山を眺めてでもいるかのようにその電線に留まっていた。その後一度飛び立ったが再び同じ場所に戻って富士山を眺めていた。
少しするとカラス(この電線にはいつもカラスが2~3羽止まっている)が飛来し、まるで「俺の場所を空けろ」と云わんばかりの威嚇を受けて飛び立ったあとは戻ってこなかった。
果たしてあの鳩は無事に飼い主の鳩舎に帰巣することが出来たのであろうか、気がかりであるが確認するすべもない。
鳩と云えば筆者が小学生の頃、どうやって手に入れたか全く記憶にないが、茶色の鳩を数週間だけ飼育し、子供心に「そろそろ大丈夫だろう」と勝手に決めて放鳩(と云うらしい)したが、待てども暮らせども遂に帰ってこなかった。
遊びの少ない子供の頃(昭和30年前後)の苦い経験を思い出して苦笑した。

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