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本当に若者に仕事がないのか

日本経済は「失われた10年とか、いや20年である」とか云われ非常に厳しい状況に直面している。その影響を一番受けているのがこの期間に学校を卒業し社会に出た若者たちで、「就職浪人をするなら留年し卒業を遅らせた」とか、「大学院に進学する事にした」と云う若者の話をよく聞く。
この就職難が十数年も長引いていることから、こうした対応は1~2年社会に出る時期を先送りするだけで、その程度では改善する見込みの無いのは誰が見ても分かる。そう云う意味では今の若者は本当にかわいそうな世代であると云える。
先日バイクのレストアでフェンダー等の塗装をお願いした塗装屋さんから聞いた「今時の若者も捨てたものではない」と云う話が有ったので紹介したい。
完成した部品を引き取りに行った時、私のお願いした部品の下地作業を担当してくれた若い職工さんが挨拶をしてくれた。聞くところによると泥やオイルが付いたり錆びたりしていた部品の下地処理は非常に根気の要る仕事で、この若者がコツコツとこなしてくれたそうです。下地処理が終わった段階で社長が「塗って見たいか?」と質問したところ「塗りたい」と答えたそうですが、まだ経験が浅く塗らしてあげることが出来なかったそうです。この話の最後にこの若い職工さんは飛び込みで就職を探しに来て「1カ月無給で良いから働かせて下さい」と云ったとのことでした。
今は「仕事が無いからフリーターになった」とか、新聞のコラムなどに有識者が「20歳代の内は自分に何が向いているかアルバイトでもして考えてもよい」とか、正式に職に付かないことを社会全体が容認しているかのごとき風潮が有る。一方で少子化の上に正社員になる若者が少ないので、日本の年金制度が破綻する可能性が有るとの報道を毎日マスコミが取り上げている。
筆者の経験では、20歳前後で社会に出て30歳までの約10年間は、人間にとって一番勉強になる時期であり、この大切な時期を「何をやりたいか探す」期間とするのは本当にもったいない気がする。
「何をやりたいか」は、小さい時から親が働く姿を子供に見せ、部活動等で人間関係の勉強をして、社会に出るまでには一応の結論を出すべきである。両親や先生と話し合う時間も充分に取り、良い会社に就職できなかったら「取りあえずアルバイトでもして自分の進むべき道を探そう」と云うような甘い考え方は今の社会では通用しない。
両親と先生はもっと子供の職業観の育成に責任を持たなければならないし、タレントやコメンテイタ―は、自分の仕事が非常にまれな環境においてのみ成り立っている事を認識し、決して一般論で「30歳位まで考えてみたら」と云うような無責任な話をしてはいけないと思う。

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