朋有り遠方より来たる

余りにも昔のことで記憶が定かではないが、中学校の授業に漢文があったと思う。
和紙で出来た緑の表紙で和綴じされた教科書は、始めてみる綴じ方が珍しかったからか今でも記憶に残っている。
その中身はもちろん論語で、全ての文章が「子曰く」で始まるもので、何のことかよく理解できないまま、年老いた先生の云われる通り音読をした記憶がある。
その学校で中高と共に学び、大学では下宿も同じであった友人が、数十年ぶりに我が家を訪れてくれた。
筆者の住まいが学校と下宿の近くで、大屋さんとは今でも家族ぐるみのお付き合いをしていることから、下宿の娘二人にも声を掛け我が家で夕食を取ることになった。
当日は東海大学前の改札口まで友人を出迎え、母校のキャンパスを訪れることにした。
50年前の面影など全く無くなった駅の改札で落ち合い、当時は登山道の様な道であったが今では「近道商店街」と名付けられた道を歩いて大学の正門に到着。
50年前のキャンパスの記憶は1号館から4号館の他には複数の実験棟だけであったが、現在建築中の建物が(仮称)19号館と知って二人で驚いた。
キャンパスを一回りしたあと学食に立ち寄り、260円のきつねうどんで昼食を済ませ、夕方から家内を含めた5人で食事会を行った。
当時高校3年生あった下宿の双子の娘と、我々を含む9名の下宿生(全員が1年生)とは一才違いで、沢山の思い出話に夜遅くまで話が弾んだ。
会食は23時頃まで盛り上がり、3人の来客をそれぞれ送り届けて自宅に戻ったのは0時を大きく過ぎ、久しぶりの午前様となったが、中高大と共に学び遊んだ友人との昔話を思い出すと、共に学んだ和綴じの教科書に在った「有朋自遠方来、不亦楽乎」の文言通りの心境で、大いに楽しむことが出来た。

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