永田町・権力の漂流を見て

12月25日のNHKスペシャル「証言ドキュメント・永田町・権力の漂流」を見た。
鳩山・菅・小沢のトロイカ体制による2009年9月の民主党政権の誕生から、現在の野田政権に至る2年間の民主党舞台裏のドキュメントである。
政権交代直後から始まった3人を核にした党内対立を、鳩山・菅・小沢が回顧する形で番組が構成され、この2年間で漂流し続けた民主党政権内の覇権争いと、政権の奪還を目指し全ての審議をなりふり構わず政局に持ち込もうとする自由民主党との、国民目線不在の戦いが空しく感じられた。
番組の最後に3人がそれぞれのインタビューで語った姿は、「あの時はそう思った」とお坊ちゃん発言ばかりの鳩山、「将来振り返れば良い判断だったと思ってもらえる」とあくまで楽観主義の菅、全ての局面を原理原則で第三者評論する小沢、三人は「自分には全く責任が無い」という共通項を持った責任回避論者の集団であったと視聴者は受け止めたのではないか。
この三人の影響力を未だに排除出来ない民主党と、その混迷する現政権以下の評価しか獲得できない野党第一党の自由民主党、両党の党内理論が国民無視の覇権争いにしか無い事があぶり出された番組であった。
民間企業におけるお客様と社員を無視した覇権争いの結果は、今話題のオリンパスの例に見るようにどんなに技術力が高く高性能な商品をもってしても、市場から締め出されると云う事例とも照らし合わせて、政治家も経営者も大いに反省をしなければならない。

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