コダックの経営破綻に思う

数日前に「株価が1ドルを切るようであれば上場廃止も」と云うニューヨーク証券取引所から勧告を受けたとの報道を目にしたと思ったら、本日の報道で遂に連邦破産法11条適用を申請したとの事である。
コダックと云えば黄色いパッケージのフィルムで馴染みが有り、筆者も1975年ごろCanon Ft-bを購入して時々使った記憶が有る。
その頃は良くは分からないが(今でも分からないが)コダックは肌色が綺麗に撮れるとかで、ポートレート用に買った様な気がしますが、今ではもうすっかりデジカメの便利さの虜になってしまっております。
世界で初めてロール式のフィルムを開発し、ブローニーフィルムとして売り出したのは知っていましたが、デジカメも世界で初めて開発したことは今回の経営破綻の報道で知りました。ブローニー版は筆者が子供の頃、母親が二眼レフカメラで使っていて少々なじみが有ります。
今回の経営破綻はフィルム業界でトップを牽引してきた名門コダックが、市場の変化に対応できなかった事が原因のようです。ずっとコダックを追いかける立場にあった富士フィルムが、医療機器や化粧品のメーカーとして業態を変化させながら業績を伸ばして来た事と、あまりにも対照的な凋落ぶりです。
先日テレビの報道番組(カンブリア宮殿)で、ミシンメーカーのブラザーが様々な分野に製品開発の幅を広げ、現在では情報通信やプリンターの分野で大きく業績を伸ばしている事を知った。この番組と相前後して経営破綻が報道されたコダックが、自社で開発したデジカメへの対応が遅れ、医療機器分野の事業を売却して事業を縮小してきた事を考えると、その結末の違いが非常に興味深い。
筆者の出身業界である自動車販売においても、国内の販売台数が急激に縮小しており他人ごとではない。販売台数の減少に合わせてひたすら事業を縮小するだけでなく、今まで築き上げて来た、立地が良く立派な拠点網・優秀で勤勉な人材・豊富な顧客データー等を活かした、新規事業への転換は出来ないものだろうか。
もしこうした業態転換を実現出来る販売店が出現するとしたら、その販売店は間違いなく本業(自動車販売)における合従連衡の勝ち組にもなれるような気がする。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

老年ライダー

Author:老年ライダー
老年ライダーのブログにようこそ!
性別:男
職業:退役ディーラーマン
趣味:バイクツーリングとレストア

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
最新記事
アクセスカウンター
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる