古賀茂明氏と高島ちさ子氏

いよいよ通常国会が開幕したが、混乱する民主党を率いて愚直に社会保障と税の一体改革を唱える野田首相と、只ただ解散総選挙しか唱えない谷垣総裁率いる自民党との攻防が注目されるが、第三党である公明党も含めて、3党ともが政局の行く末にのみ関心を寄せる国会運営はあまりのも茶番である。
少し前になるが、古賀茂明氏の「官僚の責任」と「官僚を国民のために働かせる法」を読んだ。
古賀茂明の官僚に関する著書2冊

古賀氏は「官僚の責任」で「官僚になりたい人の動機」を次のように書いている。
「小学校・中学校・高等学校とずっと一番で過ごしてきた者が、当然一番難関と云われる東大の法学部を目指す。そこで優秀な成績を取った者が、只単に『最も困難だからと思われる就職先』を理由に官僚を目指す。その結果キャリアは殆どが東大出身者で占められる事になる」
古賀氏と同期で経産省に入った事務官25人中21人が東大卒だったと云うから驚きである。
また、「官僚を国民のために働かせる法」では「国民感情とズレがある官僚思考」として
こうも書いている。
「自分たちは東大法学部を出た。国家公務員Ⅰ種というものすごく難しい試験もパスした。とびきり頭がいいし、優秀なんだ。しかも、民間の超一流企業に就職した同級生たちより、安い給料でがんばってる。夜遅くまで残業してる。全ては国民のためとはいえ、我ながら本当にかわいそうだと思う。それなのに、どうして世の中は『公務員の給料をもっと下げろ! 人数をもっと減らせ!』と文句ばかり言うのだろう。これは不当な公務員バッシングだ。きっと、ねたまれてるんだ。頭の悪いヤツに勉強が出来るというだけでねたまれたように、また二流企業にしか入れなかったヤツに官僚になったことでねたまれたりしたように。日本にはもともと、『ねたみ・ひがみの文化』がある。自分たちはその犠牲者だ」
自分の出世と天下り先の心配、そのための省益の確保にのみ奔走している今の官僚には、能力はあってもそれを実現する気概はないものと諦めるしかないのか?
先日バイオリニストの高嶋ちさ子氏がテレビ番組(サワコの朝)でこんな話をしていた。
イエール大学の大学院に在籍していた時期に、日本から留学してきている優秀な官僚の卵達との話で「日本は自分たちが動かしている。『本州ぐらいはバタ足で動かせる』くらいの態度をされ、氏が見せたコンサートのチラシの上にカップを置かれたので『ふざけるな! 一昨日きやがれ!』と憤慨した」と話していた。
筆者はこの話を聞いて、高嶋ちさ子氏を総理大臣は無理にしても、何処でも良いから大臣にしたら少しは日本の政治も変わるのではないかと思い快哉した。

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